アンティグア地方産 。ガテマラのアンティグア地方は世界に知られたコーヒーの名産地です。農園やその年の作柄により味は多少異なりますが、全般にまろやかでコクがあり味わい深く香りも強いコーヒーらしいコーヒーです。
Genuine Antigua Coffee Growers Association (APCA)は、アンティグアに所在する30数軒の会員の農園で構成されアンティグアの伝統農法を守っています。当店のアンティグアは、その年の作柄などを考慮し、この正規会員農園から1つを選んでいます。
グァテマラコーヒー協会では産地を大きく8カ所に分けています。Antigua Coffee, Acatenango Aalley, Traditional Atitlan, Rainforest Coban, Fraijanes Plateau, Highland Huehue, New Oriente, Volcanic SanMarcos
中でも最も有名で古い、グァテマラを代表する産地がAntiguaアンティグアです。アンティグアは、アグア、アカテナンゴ、フエゴの3火山に挟まれた渓谷で、多くは海抜1,500m前後の谷底で栽培されています。日陰栽培の樹木は、特に霜から守るために他よりも密集して植えられています。気候的には、8つの地区では最も雨が少なく、保水力のある土壌と浅く豊富な地下水がこれを補っています。「シェードツリー(木陰を使った日陰栽培)」と「サンドライ(天日乾燥)」の伝統的栽培法が守られています。
(参考)グァテマラのコーヒーの95%は木陰の日陰栽培で、コーヒー栽培のために植えられた3,800万本の木陰用の樹木は、26万ヘクタールにも及び、中米最大の人工林を形成し、渡り鳥の生育に重要な役割も果たしています。