コスタリカのハニーコーヒーには歴史があります。
ハニーコーヒーとはハニープロセスで精製された豆のことで、ハニープロセスとは、果肉を剥いたあとに豆に付着した滑りを洗い取らずに残した状態で乾燥させて、果肉の糖分を豆に移したもののことで、甘みが増すためハニープロセスと呼ばれます。(写真参照。画像はクリックすると入れ替わったり拡大したりします。)ハチミツをまぶしたわけではありません。
コーヒーの精製には技術が必要で、特にハニー精製はその技術が簡単ではないため、出来る農園とそうでない農園があります。
精製過程で違いにより、ブラックハニー、レッドハニー、オレンジハニー、ホワイトハニーなどと呼ばれることもあります。
コスタリカはこのハニーコーヒーが盛んな国です。特にタラス地方のハニーは有名です。
今回のものもタラス地方のものです。十分に甘みが出てハニー処理が成功しています。