コーヒー豆の精製には、発酵過程があり風味を左右する重要な工程でもあります。
フルッタメルカドンは天然酵母の発酵を利用してフルーティー感を出した豆です。詳しい製法は企業秘密だそうです。
生豆は非常にフルーティな香りがします。焙煎後もそれが何割か残って通常のブラジル豆に無いフルーティさがあります。
地域: CERRADO MINEIRO
農園:Dona Nenem
標高: 1,080M
精製: NATURAL
品種: MUNDO NOVO/ CATUAI / BOURBON
コーヒー豆は、サクランボのような赤い実の中の種ですが、収穫から乾燥までの間に「精製」がなされます。その精製方法により味や香りも変わります。精製法は主に3つで、水で洗う水洗式(英語でウォッシュド)、水で洗わない非水洗式(ナチュラルとも言う)、その中間のハニー(パルプドナチュラルとも)です。
ブラジルは主にナチュラル精製で、この豆もナチュラルに分類されますが、発酵過程で水を使っています。
同じナチュラル精製の国であるエチオピアは「モカ」と呼ばれる独特のフルーティーな香りがナチュラル精製によって付きます。それに近づける意図のような気もしますが、豆や気候風土が違うせいか同じではありません。