ハイチ Mont La Sell

近年いわゆるギャングが国の大半を支配してしまい無政府状態というか大変な状況の国でこのコーヒー豆もやっと船積みできたとのことで今後いつ入荷するか分からない貴重品になってしまいました。

ハイチはカリブ海の島国。島の半分はドミニカ共和国ですが、ハイチコーヒーはキューバやジャマイカ寄りの味でふわっとした香りで人気があります。

国名のハイチは現地語で「山の多い土地」。公用語はフランス語なのでHは発音せず、「アイチ」です。
かつてはハイチコーヒーとして親しまれ、カリブ海特有と言って良いフラットな味が特徴のコーヒーです。
（政情、気候、地震などで生産量が激減したままです。）
特に最高峰のラ・セル山の山麓付近で栽培されるコーヒーは高品質で高い評価を得ています。
今回のものも１９９９年創設のCOOPCABという組織の豆でこの産地のものです。
往年のハイチコーヒーを彷彿とさせます。